都市部でローコスト住宅を建てて住むというのはなかなか難しいことですが、施主自らよく勉強をして、こだわる部分とそうでない部分を明確にしていただきました。外壁は波板で内部は合板あらわしですが、断熱材は外断熱でしっかりいれました。当初はお金がかかってもランニングコストを押さえる為に太陽熱による給湯設備と空気集熱式の床暖房、それに雨水利用のタンクを設置するなどしました。唯一の贅沢は家族の集まるリビングのテーブル、栃の木目も美しく食事やくつろぎの場にとどまらず、子供達の宿題や遊びの場にもなっています。
2001.07.01新築の施工事例