竹小舞の上に荒壁を塗る「荒壁土作り」
左官は材料をつくることから

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竹小舞の上に荒壁を塗る「荒壁土作り」
古民家解体時に出た土壁を新たに練り返し、他の物件の外周部の壁に使用しました。
土は地方によって粒子、粘性等が違うため、その場所の風土に見合う土があります。
今回は解体現場と新築現場が近いこともあり、風土に見合った土をつくることができました。






STEP 1

固まった土をほぐすのに、手や足では大変なので、ユンボを使って細かく砕きました。


STEP 2

細かくした土には瓦の破片や大きな石が入っていた為、ふるいにかけて不純物を取り除きました。土埃がすごかったので、水をかけながらの作業となりました。


STEP 3

新しくいれた藁は無農薬藁を使用しました。道具は押し切りと呼びます。藁は6センチ?10センチに切りました。


STEP 4

藁をたくさん入れながら、足で踏み練ります。足で踏めなくなってからは、最終ユンボでかき混ぜ練りました。


STEP 5

建材屋さんで寝かしてある土を混ぜ合わせました。


STEP 6

最後は散水して土を寝かしておきます。


STEP 7

練り終わった頃は泥だらけになりました。


STEP 8

いよいよ塗り付ける日。寝かしておいた土を運ぶ前に、備中で藁の分量や土の固さを調整して練ります。


STEP 9

土さしと呼ばれる道具で土をこて板に投げます。


STEP 10

厚みは片面3センチほどです。


STEP 11

裏側は竹からコブ状に土がめり込んでいます。竹小舞と一体になるように裏側にめり込んだ土を少し水が引いてからコテで撫でておきます。

STEP 12

壁が乾いた後、裏側を塗ります。このことを裏を返すと呼びます。